女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、退団した5選手への思いを明かした。団体は林下詩美、ジュリア、MIRAI、桜井まい、弓月が契約満了となる3月31日をもって離脱。関係が深かった仲間たちとの別れで悲しみが癒えぬまま、4日(日本時間5日)の米フィラデルフィア大会で盟友メーガン・ベーンとのV3戦を迎えるが――。

 1月に解散した「ドンナ・デル・モンド(DDM)」でジュリア、MIRAI、桜井と行動をともにした舞華は「ひめかの引退以来、私、呪われてると思う…。去年米国に帰ったメーガンも含めて、私が深くかかわった人たちがみんないなくなってく。実は、結構しんどいところはあるよ」と珍しく弱音を吐いた。

 DDM時代はジュリアに厳しい指導を受けていた桜井を、そばで支えていた時期もあった。「(桜井が)DDMに入った時は『何でできねえヤツを入れるんだ』って怒ったけど、ジュリアの厳しい特訓で泣いてる姿を見て、話すようになった。MIRAIにも隙あらばちょっかいかけてたな…」と振り返る。

 それでも感情を吹っ切るかのように「物理的に離れるのは悲しいけど、今でもひめかとも、メーガンともメッセージのやり取りをしてる。深いかかわりを持った人とは離れてもつながってる。だから大丈夫」と自分に言い聞かせた。

 ジュリアは米WWEマット挑戦の可能性が残る中、退団者は2月にエグゼクティブプロデューサーを解任されたロッシー小川氏が旗揚げ予定の新団体に合流することが有力視されている。

 舞華は旅立った盟友たちへ「やりたいことを思いっきりやってほしい。失敗したら失敗したで、帰ってきたらいい。それまで私がチャンピオンとしてここを守っててやるから。何ならロッシー小川も連れて帰って来い。私が全部面倒見てやるよ」とメッセージを送った。

 気持ちが上向く出来事もあった。退団翌日のジュリアが1日のノアの新宿大会にサプライズ登場し、大きな反響を呼んだのだ。「ジュリアらしいよな。負けてらんないと思ったけど、ニヤニヤしちゃった」としつつ「ここからはベルトよりももっと大きいものをお互いが背負った状態で、体と体をぶつけることなく競い合っていく。余計に燃えるよ」と、刺激を受けた様子だ。

 メーガンとの米国決戦へ「根性、筋力、体力、タフさ全てがそろったパーフェクトな相手。タッグパートナーだったからこそ遠慮なんてしない。赤いベルトは私がやりたいことをやれるチケットだと思ってる。これからみんなの想像を超えることをしていくから、楽しみにしてて!」。新生スターダムの頂点は譲らない。