トーナメント開催の理由とは…。〝世界の田中〟こと皇治(34)が、自身がCEOとして主催する格闘技イベント「NARIAGARI vol.4」(4月21日、大阪・176BOX)で、団体初のワンデートーナメントを開催すると発表した。
今回は通常のキックルールでのライト級とヘビー級での戦いに加え「NARIAGARI BOX」と呼ばれる電話ボックスを模したカゴに入っての無差別級トーナメントも行う。優勝者にベルトと賞金が贈られるトーナメントを開催するに至ったのは、皇治なりの思いがある。
「弱いなと、NARIAGARIの選手が。今はエンタメが先行しすぎて…。(NARIAGARIだけでなく)Breaking Downに出ている選手もたまにうちに練習に来たりするけど、やっぱりめちゃくちゃ弱いんですよ。口だけで上がる選手が増えてきたら(格闘技の)質も落ちるし、なにより選手本人がかわいそうなんで。知名度だけ持っちゃうと」と選手の〝質〟への危機感だという。
そこで1日で優勝者を決める過酷な戦いの開催を決めたとして「トーナメントでやるのが一番。運もカリスマ性も実力もいるので。これから全階級(でのワンデートーナメントを)していく」と明言した。
団体の〝代名詞〟とも言えるNARIAGARI BOXでの開催については「BOXは、格闘技だけじゃないじゃないですか。人それぞれなので。格闘技はしたことないけど、ケンカ自慢で格闘技に行きたいっていうヤツはNARIAGARI BOXを使って上にいってもらえれば…。あとはあの箱で殴り合うと注目を集めるので」と笑みを浮かべる。
無差別級で殴り合うとなると、安全性の不安が指摘されそうだが「あれ、実は危なくないんですよ。手が伸びきらないからフルで打ちきれない。リングで弱い者同士がする方が、かえって危ないんです」とむしろ〝素人向き〟だと力説した。
前回よりも攻防の生まれやすさと見やすさを求めて、BOXを若干大きくした。「狭くしすぎて叩きにくかったっていうのがあるので。もう少し選手の顔が見えるように。スリリングと安全性のギリギリところですよね。これを広めてアンチも呼んでいこうかと思います」。
また、今大会はイゴール・タナベ(24=ブラジル)が参戦し、柔術ルールのエキシビション戦で柔術家の竹浦正起(28)と対戦することも決まった。
イゴールは格闘技イベント「RIZIN」23日の神戸大会でストラッサー起一と対戦予定だったが、前日計量で規定を3・25キロも上回る80・25キロをマークしクリアできず。試合はそのまま中止となり波紋、を呼んだばかりだ。
イゴールと練習仲間でもある皇治は「反省していると思う。めちゃくちゃまじめな子なんで。(減量は)若いんで『いける』と思ったんでしょう」と推察。「しょげていると思うので。大舞台で活躍する子なんで、早く表舞台に立てるように応援したいと思います」と意気込んだ。












