格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 9」(23日、神戸ワールド記念ホール)の公開計量が22日、大阪市内で行われ、イゴール・タナベ(23=ブラジル)ら2選手が大幅に体重オーバーするまさかの事態になった。

 人気ショッピング施設「あべのキューズモール」に詰めかけたファンも騒然となった。第8試合でストラッサー起一と対戦予定だったイゴールがこの日の会場に姿を見せず、事前に行われた本計量で規定を3.25キロ上回る80.25キロをマークし、体調面を鑑みて欠席したことがアナウンスされたのだ。会場がざわつく中、対戦相手のストラッサーはぶぜんとした表情で体重計に乗り、76.8キロでクリアすると「なめんな!」と叫ぶ。その後、取材に応じると「プロならキッチリ仕上げて来いよって。それだけですね。準備期間はあったんやから!」と怒りに声を震わせた。

 今後は両陣営と運営で話し合い、一定条件のもとで開催かそれとも中止かを判断することになる。ストラッサーは「俺はやるつもりでおるけど、あとはイゴール次第。こんなもん、アイツ次第や。なんで俺がアイツに合わせなあかんねんって話ですよ。ある程度条件はある。それをアイツが飲むか飲めへんかの違いだけ。俺はやるよ」と吐き捨てるように話した。また、関係者によると減量失敗で体調を崩したイゴールだが、計量後に点滴を受けて回復。試合を行うかはストラッサー陣営が提示する条件次第になるという。

 また、中村優作と対戦予定のアルマン・アシモフ(カザフスタン)も、2.4キロオーバーの59.4キロ。なぜか微笑みながら登場して中村に握手を求めるなど、謎の行動でその場を戸惑わせた。こちらも開催か中止かは両陣営と運営で協議することになる。

 ともに会場に近い大阪出身で地元の人気がある選手だけに、動向が注目される。