女子プロレス「スターダム」の新人・梨杏(りあん=19)が、〝闇の黒虎〟スターライト・キッドから黒い洗礼を浴びせられた。

 30日仙台PIT大会のデビュー戦で一騎打ち。新人らしくドロップキックを連発しくらいつくも、黒虎に軽々持ち上げられボディースラムでマットに叩きつけられた。

 さらにキッドの猛攻は続き、強烈な蹴りを見舞われ一気にピンチに。それでも立ち上がった梨杏はフランケンシュタイナーで反撃し、フィッシャーマンスープーレックスで会場を沸かせた。

 その後も攻めの姿勢を見せたが、先輩の牙城は崩せなかった。最後は梨杏の勢いに目の色を変えた黒虎からムーンサルトプレスを決められ3カウントを献上した。

 試合後、マイクを持ったキッドから「デビューおめでとう。この体格でスターダムでのし上がっていくのは決して簡単なことではない。けど、今日のムーンサルトプレスは期待を込めての黒虎からのプレゼントだ。もっと強くなれ。グッバイ!」とエールを送られた。

 梨杏は2005年2月3日生まれ、青森・八戸市出身。身長150センチ、体重49キロで運動歴はなく、プロレス好きな父の影響で0歳からプロレスを見ていたという。小さいころの夢はパティシエだったが、高校2年のときにスターダムを観戦し、プロレスラーを目指した。

 疲労困ぱいでバックステージに現れた梨杏は「今日戦って、やっぱりキッドさんは私の理想の人だなと思いました」と語りつつ「私はこれからキッドさんのような理想の人に届くように一歩一歩頑張っていきます」と拳を握った。

 期待のルーキーに注目だ。