ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(27=クラレ)が、2022年北京五輪男子金メダルの小林陵侑(27=TEAM ROY)との〝合同トレ〟の成果を語った。
高梨はW杯個人最終戦(21日、スロベニア)を4位で終えて27日、羽田空港に帰国した。2季続けて優勝を逃し、年間総合9位に終わったことで「自分に合うジャンプを見つけていかないと、なかなか結果に結びつかないのを実感させられたシーズンだった」と悔しさをあらわにした。
現状を打破するための策は講じている。今季から小林と中村直幹(27=フライングラボラトリー)とともに練習し、小林を指導してきたヤンネ・バータイネン氏から指導を受けた。高梨は「新しい刺激はすごくあった。自分の足りないものや、合うものを見つけようとすごく思った。それぞれジャンプが違うので、同じようにやって結果につながるわけではないけど、すごく刺激になった」と手応えを口にする。
その一方で、バータイネン氏との連携に課題も感じたようで「小林選手を見ていたコーチなので、すごく頭が切れる。なかなか理想に近づけることができなかった。自分に合うものを見つけていけるように、もう少しコミュニケーションを取っていきたい。ヤンネさんと相談しながら『ここはこうしたほうがいい』とか、いろいろディスカッションして進めていきたい」と改善に意欲を見せた。
来季は世界選手権(ノルウェー)が開催され、2年後にはミラノ・コルティナダンペッツォ五輪が迫る。「今季はたくさんの課題もあったし、学びも多かった。その課題をしっかり克服できるように、来季につなげていきたい」と力を込めた。












