フランス1部スタッド・ランスのMF伊東純也(31)が、自らの不在によって改めて日本代表における存在価値を高めている。
伊東は1月末に性加害疑惑を報じられ、アジアカップに参戦中だった日本代表から途中離脱。所属クラブに戻った後は、変わらず公式戦に出場する一方で、今月の代表活動には招集されなかった。そんな中で行われた21日の北中米W杯アジア2次予選北朝鮮戦(国立)は、1―0で辛勝した。
この試合では伊東の右ウイングにMF堂安律(フライブルク)、1トップにFW上田綺世(フェイエノールト)、トップ下にMF南野拓実(モナコ)、左ウイングにFW前田大然(セルティック)が先発した。
結果を受けて元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏は、自身のユーチューブチャンネルで堂安に言及。「(北朝鮮戦で先発した)攻撃陣の中で一番よかった」とした上で「どんどん中に入っていく、そのクセが強過ぎる。行ってもいいときはあるが、ずっと中にいると相手も守備をしやすくなる。考え直すべき」と注文。トップ下の南野のスペースを奪う弊害もあるとした。
その上で伊東と比較。「縦があるだけで全然違う。縦への突破があると、幅が増える。守るスペースが広くなるから、ディフェンダーが困る。(伊東と堂安を比較すると)幅が違うし、引き出しが全然違う」と伊東に軍配を上げた。
今回の北朝鮮戦を巡っては、闘莉王氏以外にも伊東不在を辛勝の要因に挙げる声が上がっており、すでに9月にスタートするW杯アジア最終予選進出は、確定状態で6月の2試合は消化試合になるとはいえ、できるだけ早い復帰が理想と言えそうだ。












