英国のチャールズ国王が75歳で亡くなったという偽の情報が18日にロシアやウクライナなどのSNS上で拡散され大騒動となった。現地の英国大使館が情報を否定する声明を出している。英米メディアが伝えた。

  複数のロシアメディアが「18日午後に英国のチャールズ国王が亡くなった」という偽の情報をSNSのテレグラムに投稿。添付された画像には英国王室の紋章や、偽の文章などが記されていた。

 この投稿をプーチン大統領を支持するロシアのメディア、ロシア国営通信社RIA、マッシュメディア、リード・コフカ局などが引用したため、欧州で広く拡散する結果となった。ロシアのメディアはその後、記事を訂正している。

 この緊急事態に対して各国の英国大使館はSNS上に「チャールズ国王死去のニュースはフェイクであることをお知らせします」と投稿し、情報を否定している。SNS上では日本国内でも「チャールズ国王死亡」「フェイクニュース」がトレンド入りする騒動となった。

 デーリー・メール紙は「いくつかの著名な報道機関がこの偽ニュースを報じたが、彼らが間違いを犯したのか、それともウラジーミル・プーチン大統領のプロパガンダ機関が直接背後にいたのかは明らかになっていない。『不正』な大統領選挙におけるウラジーミル・プーチン大統領の勝利に対する英国や他の西側諸国からの批判に続いて行われた」と報じた。

 インディペンデント紙は「英国国防省は、ロシアのメディアはすべてプーチン政権の厳しい管理下に置かれており、西側諸国に対する偽情報を広めるために利用されていると警告している」と伝えており、いずれも週末の大統領選挙で圧勝したプーチン大統領の存在が影響していることを示唆している。