米メジャーリーグのパドレスは18日、韓国・LGツインズとのエキシビションマッチ(高尺スカイドーム)に臨み、5―4で辛くも逃げ切った。

 打の主役は何と言っても〝韓国の英雄〟金河成(キム・ハソン)内野手だった。「5番・遊撃」でスタメン出場すると2回無死二塁で巡ってきた第1打席に甘く入ったチェンジアップを完璧に捉え、左中間席へ豪快な先制2ラン。母国への凱旋試合を華々しく飾ったが、バットはまだまだ止まらない。1点差に追い上げられて迎えた6回一死一塁の3打席目は、内角球にうまくヒジをたたんで対応し、最後は左手一本で振り抜いて左翼席へ技ありの一発を叩き込んでみせた。

 1試合2発の2ランでチームの5得点のうち実に4点を叩き出す暴れっぷり。試合後には「どこで打ってもホームランはいいものです。韓国でプレーした時に対戦した選手なので、何を投げるかを知っていてこのような対応ができたと思います」と冷静に振り返った。

 一方、5―2の3点リードで迎えた9回から登板し、今季からパドレスに加入した高佑錫(コ・ウソク)投手は昨季まで在籍した古巣相手にピリッとしない結果に終わった。

 先頭打者に中前打であっさり出塁を許すと、一死後に直球を左中間席へ運ばれる2ランを被弾。後続の打者2人は抑えてリードを守ったまま試合を終わらせたが、満面の笑みを浮かべることはできなかった。

 高佑錫は昨春開催されたWBCの韓国代表に選ばれ、大谷翔平(ドジャース)との対戦を問われた際に「本当に投げるところがなければ痛くないお尻に遅い球を投げる」と〝故意死球〟をにおわすような発言をして韓国内外から猛バッシングを浴びた。

 SNS上では「やっぱキムハソンは別格だな」「2本目バグだろ」と絶賛の声が上がった一方で「コウソクがツーラン打たれたのきっつ」「コウソク恩返ししたんか草」と明暗が分かれていた。