新日本プロレス6日の大田区総合体育館大会で、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(41)がIWGPジュニアヘビー級王者・SHO(34)との王者対決を制した。

 入場時に奇襲を受けた内藤は、その後もSHOの徹底した膝攻めに苦しめられる。ならばと雪崩式フランケンシュタイナー、スイング式DDTと得意技を連発し反撃に転じたがここで「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のメンバーが介入しSHOの助太刀に現れる。

 しかしこれに対し「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーたちも一斉にリングになだれ込み内藤を援護。両軍が入り乱れた攻防の果てに、再び内藤とSHOの一騎打ち状態が作り出された。

 SHOのトーチャーツールを取り上げた内藤は、これを放り捨てると急角度のバレンティアでマットに突き刺す。最後はデスティーノで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 試合後のリング上ではティタンを除くLIJのメンバーが勢ぞろい。内藤はこの日開幕した「NEW JAPAN CUP」の優勝者と4月6日両国国技館大会でV2戦を控えている。同トーナメントにエントリーしている鷹木信悟と辻陽太に「4月6日、両国国技館大会のメインイベントで待ってるぜ、カブロン!」と呼びかけると、最後は「デ・ハ・ポン!」大合唱パフォーマンスで、1972年3月6日に旗揚げした団体の記念興行を大団円に導いた。

 バックステージで内藤は「SHOの戦い方、俺は否定しないよ。だってあれがSHOのやりたいプロレスなんでしょ? なら誰に何を言われようと関係ない。自分の信じる道を突き進めばいいよ。それにしても新日本プロレスのジュニアヘビー級は層が厚いな。エル・デスペラードがいて、マスター・ワトがいて、YOHがいて、石森太二がいて、同じLIJの中にもBUSHIがいて、ティタンがいて、そして高橋ヒロムがいる。今名前を挙げた全員と俺、まだシングルマッチ、一度もやったことないからね。俺の楽しみはまだ残ってるな」とニヤリ。さらには「鷹木なのか陽太なのか、どちらでもいいよ。LIJ同士のタイトルマッチを実現させようぜ。今日から53年目の新日本プロレスが始まりますが、俺はまだまだ楽しみなこと、いっぱいあるよ。俺がリング上で楽しんでる姿を見て、お客さまもぜひプロレスを、新日本プロレスを、LIJのプロレスを楽しんでください」と不敵な笑みを浮かべていた。