なでしこジャパンの反応は? サッカー女子パリ五輪アジア最終予選第2戦の北朝鮮戦(28日、国立)は五輪切符がかかる大一番。北朝鮮の代表選手団がスポーツの国際大会で来日するのは約5年ぶりで、同代表を応援しようとアウェーゴール裏の観客席が予定の3000枚を早々に完売したことでも話題となった。

 そうした中、なでしこジャパンはかねてイベント開催の過密日程や、暖冬による生育環境の変化で懸念されていた「国立の芝」の問題に直面。主将のMF熊谷紗希(33=ローマ)は悪化が指摘される芝の状態について「うーん、そうですね…男子もやっているのも聞いていたし。うーん、まあ、使われている感というか、使用感は正直ありますけど…。まあ、でも、その中で対応してやるしかない。あんまりいい状態じゃないというか、きれいではないので…。それを考慮した戦いが必要になってくる」と歯切れが悪く、試合前から不安を隠せない様子だった。

 荒れたピッチでのプレーは馬力が必要で、華麗なパス回しが得意な日本よりもフィジカル重視の相手に有利。ホームの利も半減する。熊谷は「思ったより転がりはするけど。土が多く見えている中では…。でも、その中でもワンタッチとか難しいところも絶対出てくるので、簡単(シンプル)にやるところとかはチームとしても確認した」と指摘した。プレーに支障が出る国立でのサッカーの試合は、限界が近づいているのかもしれない。