カーリング混合ダブルスで2023年世界選手権銀メダルの松村千秋(31=中部電力)、谷田康真(29=北海道クボタ)組は、チームの成長ぶりに充実の表情を浮かべた。
今季に向けては23年7月からトレーニングを開始し、8月後半に氷上練習をスタート。その後は海外遠征で多くのライバルと対戦してきた。谷田は「昨季はどのツアー大会に行っても『新しい日本のチームが来ているな』という見られ方をしていた」と明かすが、今季は違ったという。実戦を消化する中で「マークされたような状態を常に感じていた。倒しに来てるなという感覚が昨季とは大きく違った。昨季よりもチームとしての力がついたという手応えは得ている」と振り返った。
日本勢は混合ダブルスでの五輪出場経験がない。しかし、近年は松村、谷田組を筆頭にレベルが向上中だ。谷田は「前回の北京五輪は最終予選で敗れてしまったが、あの時は正直、まだ日本としても、僕らとしても、本当にそのレベルに到底達していなかった」と悔しさをにじませつつも、敗戦をレベルアップにつなげた。「負けた経験から踏み出したことが、結果的に日本のレベルの底上げとして、五輪の出場につながれば、明るいんじゃないかな」と展望を口にした。
26日には混合ダブルスの日本選手権(27日開幕、長野・軽井沢アイスパーク)に向けた記者会見に出席し、松村は「(松村の)地元の軽井沢での開催ということで、多くのお客さんに楽しい試合を見ていただけたら。私たちもいいパフォーマンスをして、決勝まで進めるように頑張っていきたい」ときっぱり。世界を見据える上で、まずは日本の頂をつかみ取る。












