カーリング女子のSC軽井沢クラブが〝悲願の初V〟達成だ。

 勝った方が世界選手権(3月、スイス)の代表に決まる日本選手権最終日(4日、北海道・どうぎんカーリングスタジアム)の決勝では、北海道銀行に5―4で勝利。序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、3―4で迎えた第10エンド(E)に2点を奪って逆転勝ちを収めた。初めての日本一にサード・金井亜翠香(22)は「チームの他のメンバーが頑張ってショットをつないでくれた。五輪で金メダルを目指すところからスタートしている。その道につながる第一歩になった」と涙ながらに振り返った。

 前回大会は決勝で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレの敗戦。リベンジを目指す中で、第10Eにスキップ・上野美優(22)がラストショットを決めきった。「最後のドローショットは自分の投げる道が残っていた。頼もしいチームメンバーがいたので、自分は信じて投げるだけだった」と感謝の言葉を口にした。

 次は世界の舞台で数々の強敵と相まみえる。「このチームはどんな時も粘り強くプレーするのが強み。リードからフォースショットをつなげることができた。反省点もあるので、修正して世界選手権でもっといいパフォーマンスをしたい」と決意を述べた。

 今大会の優勝で2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表争いで優位に立ったが「日本にはトップレベルのチームが多い中で、もっと成長していかないといけない。もっともっと高みを目指してやっていきたい」と慢心はなし。ロコ・ソラーレに負けじと、世界でSC軽井沢クラブも存在感を示したいところだ。