【アリゾナ州グレンデール25日(日本時間26日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)が今キャンプ4度目のライブBPを行った。注目のジョー・ケリー投手(35)との新旧背番号「17」対決では見逃し三振だった。この日は2三振を含む3打数無安打だったが、2打席目に、今季ライブBPで初めて左方向に大飛球を放つなど調整自体は順調そのもの。“ドジャースデビュー”は27日(同28日)の本拠地ホワイトソックス戦に決定。盛り上がってきた――。
この日早朝に報道陣に公表されたチームの練習メニュー。大谷は午前10時50分から「フィールド3」という非公開エリアでのライブBP欄に名前が記されていた。非公開ではファンも報道陣も立ち入ることができない。だが、実はこのエリアは観客駐車場から「丸見え」で、多くの視線が注がれた。
第1打席は昨年まで背番号17を背負っていた右腕ケリーとの対戦だった。昨年12月にケリーの妻アシュリーさんは自身のインスタグラムで大谷にドジャース移籍を促すために背番号17を譲るキャンペーンを実施。コミカルな動画は日米で大きな話題となった。そのお礼にポルシェをプレゼント。アシュリーさんが驚く動画は球団公式X(旧ツイッター)だけで600万回以上再生されている。結局、フルカウントからの6球目を見逃して三振。“ポルシェ”対決はケリーに軍配が上がった。
だが、投手が右腕ハーンに代わった第2打席。大谷のバットがうなりを上げた。フルカウントからの6球目。スライダーを捉えた打球は左翼アンツーカー前の芝生に着弾。惜しくも柵越えはならなかったが、ライブBPでは初の逆方向への大飛球。打席後の表情は満足げな様子だった。
大谷はその後の第3打席もハーンの変化球に見逃し三振。結局この日は3打数無安打(2三振)に終わったが、21日の囲み取材では「(実際の投手との対戦で)確認したいのはタイミングを外された時のスイングであったりとか、詰まった時のスイングのリアクションを確認したいだけなので」と語っており、結果は問題ではない。
チームが本拠地でオープン戦(対アスレチックス)を開始直前の午後1時前になると、大谷は再びトレーニングルームに隣接する芝生エリアに移動。試合を観戦せずタンクトップ姿で一人前日(24日=同25日)同様、メディシンボールなどを使った体幹トレでおよそ30分間汗を流した。
球団は大谷のオープン戦デビューは27日の本拠地ホワイトソックス戦と発表した。この日の練習を見守ったドジャースのフリードマン編成本部長も「彼は本当に自分の調整をしっかりやってくれている。全て予定通りに来ている」と笑みを浮かべ実戦を心待ちにしていた。
いよいよベールを脱ぐドジャーブルーの大谷。楽しみだ。











