これは思わぬ掘り出し物かもしれない。中日に育成契約で加入したクリスチャン・ロドリゲス内野手(21)の評価が急上昇中だ。早期の支配下契約どころか、開幕・遊撃の有力候補になりそうな勢いを見せている。

 キューバ出身のロドリゲスは身長184センチ、74キロの大型内野手。キャンプは二軍スタートだったが10日に一軍練習に参加すると「なかなか面白い存在」と立浪監督の目に留まり、DeNA(17日)、ヤクルト(18日)との練習試合ではスタメン起用。20日には指揮官が直々にノックを行い、アドバイスを送った。

 貧打とともに中日の懸案事項となっているのが二遊間の固定だ。遊撃候補には龍空、カリステ、村松らがいるが、立浪監督は「守備はグラブさばきや足の運びとか素晴らしいものを持っている。あとは細かなところ。基本の反復練習が大事。肩もある。大型ショートとして非常に期待している。飲み込みもすごく早いので楽しみにしている」とロドリゲスの守備を高く評価。球団内には「変化球で攻められた時にどうなるか」と打撃面を心配する声もあるものの「ショートもサードもセカンドもやりますけど、小さいころからずっとやっていたのでショートが居心地がいい」という背番号「219」がここにきて開幕スタメンのダークホースとして浮上してきた。

 立浪監督はこれまで岡林と石川昂をスタメンに固定し、レギュラーとして育ててきた。くしくもロドリゲスは岡林、石川昂と同学年。キューバからやってきた第3の立浪チルドレンが日本で開花すれば、ドラゴンズ逆襲の可能性も必然的に高まりそうだ。