ボクシングの2023年度年間優秀選手表彰式が19日、都内で行われた。キックボクシングから転向して新鋭賞を受賞したWBA世界バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳)は、ファンに〝手のひら返し〟をさせ続けるファイトを誓った。

 一度しか受賞できない新鋭賞を「光栄なこと」と喜びつつ、「来年も新鋭賞を目指して頑張っていきたい」とジョークを飛ばした〝神童〟。デビュー2戦は判定勝ちでファンから厳しい声も上がったが、前戦は初のKO勝利を収めて評価を高め、「前回の試合で今ある立場を理解できた」という。

 今年の抱負を問われると、「周りの評価も、僕が活躍することで手のひらが返っていく姿を見ることができているので、それを続けたい」と不敵な笑み。続けて「今年は何かしらのベルトを取らないと、みんなに納得してもらうことはできない。そこはしっかり狙っていきたい」とボクシング初タイトルを目標に掲げた。

最優秀選手賞の井上尚弥(左)と新鋭賞の那須川天心
最優秀選手賞の井上尚弥(左)と新鋭賞の那須川天心

 また、式ではMVPを受賞したスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥とツーショット撮影も行った。日本を代表するボクサーである尚弥とは数年前に会ったことがあるというが、久しぶりの再会に「顔が整っている。モテるんだろうなと思います。僕もビジュ(アル)で売ってるので」と感心していた。