がんを公表したチャールズ英国王とヘンリー王子の面会が30分のみに終わった背景には王室関係者の思惑があった。英サンが18日までに伝えた。
ヘンリー王子は6日に緊急帰国。国王のいるクラレンスハウスを訪れ、30分の面会を果たした。長期滞在するかと思われたが、翌日には米カリフォルニアに帰宅。批判もあった。一方で王室専門家は「国王が不必要なストレスを抱えないようにするために長い面会は避けられた」と解説していた。息子とはいえ、王室に攻撃を加えてきただけに、国王にとってヘンリー王子との会話が心理的な負担となりかねないというわけだ。
もっともサンによると、ヘンリー王子は長期的な滞在も視野に入っていたという。ヘンリー王子は国王と数日間、サンドリンガムで滞在することを希望していたという。サンドリンガムは国王の静養先だった。しかし、王室からはロンドンにあるクラレンスハウスでの短時間の面会を指定され、宿泊先を確保するよう要請されていた。
ある関係者は「ヘンリーはサンドリンガムに行くつもりだった。もし彼がサンドリンガムに行っていたら追い出すことができないのではないかという不安がありました」と同紙に語っている。ヘンリー王子がサンドリンガムに来たら、なし崩し的にそのまま滞在を許さざるを得なくなってしまっただろうというのだ。
ヘンリー王子は米国でテレビ局に対して、今年はもっと父親に会えるだろうと語っている。しかし、前出の王室専門家はクラレンスハウスでの父子の面会について「血圧が上がる」と、必ずしも国王の健康にとっていいものではないと表現している。
王室関係者としてはヘンリー王子に長居してもらいたくなかったということか。












