巨人の阿部慎之助監督(44)が有言実行だ。宮崎春季キャンプで11日、今季初実戦となる紅白戦が行われ、ドラフト3位・佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)は一軍主体の白組「5番・中堅」で先発出場した。

 俊足で堅守を誇る佐々木は2回、増田陸の中飛に追いつきながらまさかの落球。動揺したのか期待される打撃でも4打数無安打2三振の〝ホロ苦デビュー〟となった。

 それでも前日に「結果も大事かもしれないけど、そこまで僕自身は気にしてない」と話していた指揮官は佐々木について、「(ミスが)今、出て良かったですよね、と思ってね。たぶんいろんな球場でいろんな条件でこれから試合に出ていくと思うので。ホームとは言えね、ここ(サンマリン)はね、まだ慣れていないと思うし。明日から守備練習を一生懸命やってくれればいいだけ」と不問とした。

 阿部監督の言葉を伝え聞いた佐々木も、「(監督に)そう言っていただけるなら自分も前向きに。本当に今、谷底にいるのであとは上がるだけなので。気持ち的にも楽かなと思っています」と切り替えていた。