巨人のドラフト5位左腕・又木鉄平投手(24=日本生命)が初の実戦形式練習で猛アピールだ。

 7日の宮崎春季キャンプで初めてシート打撃が行われ又木が登板。カウント1ボール1ストライクからの想定で、岡本和をチェンジアップで遊飛に抑えるなど、打者6人を相手に無安打4奪三振とパーフェクト投球を見せた。

 ネット裏の「007」からも感嘆の声が上がるなか、又木は「少し(打者が)差し込まれている印象があったんですけど、野手の方たちも久しぶりにピッチャーの球を見ると思うので、そこは当たり前なのかなと。その中でもしっかり質がいいボールを投げられたのが良かったかなと思います」とあくまでも冷静だった。

 チームの4番との対決には「ありがたいことですし、僕の中でもいい経験をさせてもらいました」と手ごたえ。岡本和は「ほんとにいい球で、フォームとのギャップがあるというか。すごいいいピッチャーだなと思いました」と新戦力を歓迎した。

 阿部監督も「力感無いところからね、(1)44(キロ)とか45ぐらいまで出るしね。それで真っすぐで空振りを取れるっていうのは魅力的ですよね」と即戦力左腕にうなずいた。

 今月12日に25歳の誕生日を迎えるオールドルーキーは「100点中だったら半分、50点くらい。もうちょっと出力が上がるのと、変化球の精度」と自己評価は厳しかった。又木がドラフト下位から一軍切符を勝ち取れるか。