米CBSスポーツ(電子版)は29日(日本時間30日)に「2024ファンタジー・ベースボール・ドラフト準備号・大穴特集」を掲載し、カブスの今永昇太投手(30)、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(26)ら12人が選出された。ファンタジー・ベースボールはゲームだが、選手の評価はMLB公式サイトなどのパワーランキングとほぼ同じだ。

 大穴の概念として挙げたのは「(現時点では)200位以内に入らない選手で、(シーズンが始まると)100位以内に入る可能性のある選手は誰か?」だ。

 同電子版は今永について「まさに我々が探している、空振りが奪えて、コントロールがいいベテランの先発投手」で、「左腕からの(打者を)あざむくストレートを軸に、スイーパーとスプリット(チェンジ)を持っている」と持ち球について説明。そして「昨年のWBCでは、非常に少ないサンプルではあったが、『スタッフ+』でトップに位置し、これはドジャースの山本由伸投手(25)の2位よりも(1つ)上位にランクされた」ことを紹介した。

『スタッフ+』は、それぞれの球種を数値化した指標で、米スポーツサイトのアスレチックのイーノ・サリス記者がWBC終了後に自身のXで公表したランキングによると侍ジャパンではダルビッシュ有投手(37)が4位、大谷翔平投手(29)が9位、佐々木朗希投手(22)が11位。大会で28球以上を投げたことが条件になっていたため確かにサンプル数は少ないが、今永は総合的に高い数値を示していたということだ。

 一方で、「今永は被弾が多いフライボール投手だ。スタットキャストの(ボール)パークファクターによると、(カブスの本拠地)リグリー・フィールドは本塁打が11番目に多い球場である。リグリーは風が吹き荒れると特に投手にはタフな球場となる」と懸念点を挙げた。

 しかし、「みんなが山本に注目している中、今永には買いの相場感がある」などと高く評価した。