ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)が、さらなるスター化を期待されている。英メディア「ボクシングニュース」のエリオット・ワーセル記者が「井上尚弥の東京ドームでのルイス・ネリ戦は、彼がボクシング界の大スターになることを示唆しているのだろうか?」と題したコラムで考察した。
昨年12月26日、マーロン・タパレス(フィリピン)にKO勝ちし、4団体を統一した一戦に驚きを感じたようだ。「何よりも興味深かったのは、井上が、いかに魅惑的であったかということだった。カジュアルなファンがボクシングに求め、期待するものをすべて与えていた。彼は礼儀正しく、あらゆるパンチを正確に、そして破格力を持って放ち、しばしば人間というよりコンピューターゲームのキャラクターのように見えた」
その上で「井上尚弥が日本でのスターであることは間違いないが、海外でも観客を魅了できる力を持っている。井上にとっては日本で十分なのかもしれないが…。彼は母国のアリーナを満員にすることに何の苦労もなく、年を追うごとに人気が高まっているように見える」と評した。
5月にルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦が東京ドームで行われる見通しとなってことに触れ「東京ドームといえば、1990年にマイク・タイソン対ジェームス・ダグラスのヘビー級王座決定戦が行われたことで有名で、収容人数は5万人近く。そこはスーパースターにふさわしい会場だ」と指摘した。
さらに今後にも触れつつ「井上が本当のスーパースターになるためには、米国で定期的に試合をしなければならないのか、それとも大勢が試合を観戦に訪れる日本に留まる必要があるのか、どちらのなのだろうか。いずれにしても井上尚弥は注目されるだろう。日本であろうと他国であろうと、そして夜であろうと朝であろうと、井上尚弥の試合は見逃せない」と結んだ。












