大先輩の背中を追いかける。フィギュアスケート女子で2016年世界ジュニア選手権覇者の本田真凜(22)が19日、アイスショー「プリンスアイスワールド東京公演」(東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)に出演し、プロとしての第一歩を踏み出した。

 5日に現役引退を発表した本田は、ディズニーの人気映画「リトル・マーメイド」の曲調に合わせ、スピンやステップ、イナバウアーなどで観衆を魅了。「試合のプログラムを自分でアイスショー用にアレンジした」と明かした上で「小さいころはアイスショーに出たくて試合を頑張っていたくらい、お客さんの前でノビノビと楽しんでもらえるように滑るのが好き」と声を弾ませた。

 今後はプロスケーターを軸に活動する。海外の有力選手が出場するアイスショーは競争率が高く、一部のフィギュア関係者からは「なかなか呼ばれないのでは」との声も上がるほど厳しい世界。

左から藤岡正明、島田歌穂、本田真凜、高橋大輔
左から藤岡正明、島田歌穂、本田真凜、高橋大輔

 本田は共演する男子で10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(37)の名を挙げ「もっといろんなジャンルの色の演技を、大ちゃんのようにたくさんいろんな表情がスケートで表せるように頑張りたいなと思っている」とさらなる進化を宣言。今後も抜群の〝華〟でスケート界を盛り上げる。