元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が18日、関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」に出演し、大阪・関西万博の是非について私見を述べた。

 万博といえば、吉村洋文府知事が14日、大阪維新の会の全体会議で「万博を成功させる極めて重要な1年」と演説。ところが、ネット上では「万博より(能登半島地震の)被災地復興に資金を回すべき」といった声が上がっている。

 万博賛成派だという橋下氏だが「僕は万博はやるべきだという意見です。ただ、被災地の復旧復興や被災者の方への支援にお金が必要だ、人員が必要だ、ということであれば万博よりも優先されるべきだと思います」と指摘。

 続けて「今の段階で、万博の工事を全部止める必要はない」とも語った上で「工事を進めながら、いよいよ本当に人員も足りない。お金も足りないとなれば、僕はその時に万博の中止、延期ってことも考えなければいけないと思いますよ」と持論を展開した。

 国際博覧会は国際博覧会条約に基づいて行われ、複数の国が参加する。

 共演したお笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有が「自分の国の都合で(万博を)止めるってことは、できるものなのか?」と問うと、橋下氏は「違反すれば違約金とかいろんなものが発生しますし、信用も落ちるかもしれませんが、『震災で実際に被災者を支援することが必要だ』ということになれば、国際社会からの理解は得られると思います。人道支援ということでね」と説明。ただ、「今の段階で止める必要は僕はないと思います」と改めて強調した。