第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、城西大の山本唯翔(4年)が最優秀選手に贈られる金栗四三杯を受賞した。

 山本は2日の往路で5区を走ると、前回大会で自身が記録した区間新記録を更新する1時間9分15秒で区間賞を獲得した。「全日本(大学駅伝)が終わってから2か月間、記録会にも出ないで準備をしてきて、それが生きた」と笑顔を見せた。

 チームは史上最高成績となる総合3位でフィニッシュした。「もともと総合3位という目標を掲げていた。1年間みんながチームの目標に対して積極的に練習に取り組めていた。来年以降の後輩たちにもよい形でつなぐことができたと思う」と納得の表情を浮かべた。

 城西大の選手では初めての受賞となり、「自分でもこのような賞を受賞させていただいて感謝している。今後の競技人生においてもすごくいい経験になった」と喜びを語った。

 大学卒業後はスバルに入社し、マラソンにも挑戦していく構えだ。「まずは次のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に向けて、マラソンを走れる体づくりや準備をしていきたい」と意気込んだ。

 さらにその先に見据えるのは、4年に一度の祭典だ。「MGCで五輪の出場権を獲得して、五輪では表彰台にしっかりのぼれるように頑張りたい」とキッパリ。2028年のロス五輪について問われると「そのあたりで出場できたらすごくいい」と力を込めた。