25日放送のTBS「ひるおび」では自民党の政治資金パーティー券をめぐる裏金問題の新たな展開を取り上げた。

 この問題では、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長、松野博一前官房長官、塩谷立座長の清和政策研究会(安倍派)の幹部4人が東京地検特捜部から任意で事情聴取を受けていた。

 問題となっているのは安倍晋三元首相が昨年4月に安倍派の会長に就任した直後、キックバックをやめるよう指示を出したものの、所属議員が反対。安倍氏が死去した後、議員にキックバックするシステムが戻ったという経緯だ。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「安倍さんは会長になった時に(議員へのキックバックなどが)政治資金規制法違反になる可能性があると判断してやめるように指示している。違法になるかもしれない、という認識があったと思う」と指摘。

 しかし、その後に9月になって元に戻った。これが大きな問題で弁護士の亀井正貴氏は「これは事務総長一人の判断ではできない。違法との認識があったとすれば複数の幹部や安倍派の議員全体にかかわる問題になるかもしれない」と疑惑はさらに広がり、大きな問題となる可能性になるとの見解を示した。