米大リーグ、パドレスは23日(日本時間24日)、楽天から海外FA権を行使していた松井裕樹投手(28)と5年契約を結んだと発表した。スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、総額2800万ドル(約40億円)で、3年目と4年目の終了時に契約を破棄できるオプトアウトの条項が含まれている。また、松井が深刻な故障を負った場合、5年目は球団オプションに変更できる条項も付いているという。

 パドレスには第5回WBCで日本代表「侍ジャパン」でチームメートだったダルビッシュ有投手(37)が所属しており、今度はメジャーの舞台で〝タッグ再結成〟となる。

 松井は2013年ドラフト1位で楽天に入団。プロ10年間で、今季まで2年連続を含む3度の最多セーブのタイトルを獲得するなど通算236セーブを挙げた。メジャーでも左腕のリリーバーは貴重で、そのタフネスぶりや奪三振率の高さなど高評価されていた。

 パドレスは今季82勝80敗で地区3位。チーム防御率3・73はリーグ2位、救援防御率3・80は同4位だったが、今オフに今季リーグ5位タイの33セーブをマークした左腕ジョシュ・ヘイダーがFAとなり、投手陣の整備が急務となっていた。

 カージナルスなども松井獲得に向けて動いていると報じられたが、松井が侍ジャパンでWBCの使用球で苦戦している際、ダルビッシュの助言が支えとなり、その存在が移籍を後押ししたようだ。