新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、「Just 5 Guys(J5G)」の上村優也(29)が「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(ILJ)」の辻陽太(30)からピンフォール勝利を収めた。

 年内最終興行のメインに組まれたのは、来年1月4日東京ドームで激突するIWGP世界ヘビー級王者・SANADAとG1クライマックス覇者・内藤哲也の前哨戦。しかし、主役を奪ったのはJ5Gの新世代戦士だった。上村はSANADA、タイチとのトリオで内藤、辻、鷹木信悟組と激突すると、序盤から同期のライバルに狙いを定めた。

 終盤に辻と一騎打ち状態になった上村は、打撃のラッシュから変型ボムでマットに叩きつけられる。さらにカーブストンプを浴びて窮地に陥ったが、ジーンブラスター(スピアー)をアープホイップで迎撃し形勢逆転。そのまま丸め込んで電光石火の3カウントを奪ってみせた。

 今年10月の両国大会で凱旋帰国してJ5G入りを果たした上村は、11月大阪大会のタッグ戦で辻にフォール負け。年内の雪辱を狙っていた。ライバルから勝利をあげると「辻! お前から直接取ったぞ。これで終わりか? どうだ、どうなんだ?」と問いかけた。

 これに辻は「いいだろう、約束通り、お前とシングルマッチやってやるよ。上村、どこでやる?」と呼応。上村が「東京ドームだ!」と指定し、来年の年間最大興行での一騎打ちが決定的となった。