ポスティング・システムでメジャー移籍を目指しているオリックス・山本由伸投手(25)の争奪戦が3億ドル(約426億円)規模の攻防となっているようだ。
山本由については移籍市場へのエントリー以前から「2億ドル(約284億円)からのスタート」と大型契約が報じられていた。
MLB公式サイトでは「ジ・アスレチック」のジム・ボーデン記者が関係者から得た情報として「ジャイアンツとレッドソックスの2チームが3億ドル以上の契約をオファーしている」ことを伝えている。
ジャイアンツは李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)と6年1億1300万ドルの大型契約を結んだものの、FA市場の目玉だった大谷翔平投手(29)に対して「ドジャースと同条件のオファーを出していた」との報道もあり、補強資金に余力が残っている。
レッドソックスは今オフ、球団OBでもある前カブスGM補佐のクレイグ・ブレスロー氏が新たに編成本部長に就任。カブスで投手陣立て直しに手腕を発揮した能力を買われ、古巣ボストンでも投手陣の再建を最優先事項に掲げており、最初の大仕事として山本獲得を目指しているようだ。オリックス時代の元同僚・吉田正尚が在籍しており、山本にとってはやりやすいチームの一つとされている。
この他にも「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者がドジャースとヤンキースの2チームを本命に挙げメッツ、ブルージェイズ、フィリーズなども争奪戦に加わっているとみられ、3年連続沢村賞投手の落札額は3億ドル台の攻防となることが確実視されている。
MLB史上、総額3億ドル以上の契約を結んだ投手はヤンキースのゲリット・コール投手(19年オフ=9年3億2400万ドル)だけ。まだ25歳と若い山本由は10年を超える長期契約も予想されており、まだメジャーで1球も投げていない投手が年平均額でコールの3600万ドル(約43億2000万円)にどれだけ近づけるかが注目されている。











