GLEATの10日・新宿フェイス大会終了後のことだった。観客の多くが帰路に就き人影まばらになた会場に「鈴木社長!!」との叫び声が響いた。声の主は〝悪魔仮面〟ケンドー・カシンだ。

 呼び止められて戸惑う鈴木裕之社長に、稲門(早稲田大)の後輩である〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)とともに歩み寄ったカシンは「感動しました!!」と握手を求めた。実はカシンはこの日、第2試合途中に青木と来場。メインまでしっかりとGLEATの戦いを見届けた。そして笑顔で「このグリートのリングで、グリートしたいんです!」と2人でアピールした。

 これに鈴木社長から「グレートのリングでグレートしたい?」と訂正されるも、稀代のへそ曲がりは「いや、グリートのリングでグリートしたい」と懇願。そして「青木君もぜひ、12月30日に出場させてください!」と年末の東京ドームシティホール大会への出場を志願した。

 だが、鈴木社長からは「もう決まっちゃってるんですよ」とのつれない返事が…。カシンも「3WAYで青木君をUWFのベルトに挑戦させててください!」と食い下がったが「グリートできません」と立て板に水…かに思われた。

ラヴィットポーズならぬ「グリート」ポーズを決める3人
ラヴィットポーズならぬ「グリート」ポーズを決める3人

 そこで鈴木社長からなんと「ユーチューブで生配信を予定しているので解説でどうですか?」と配信のスペシャルゲスト解説としての〝参戦〟を提案される。これに青木と顔を見合わせたカシンは「やります。ありがとうございます」と受諾。残っていたファンからはなぜか拍手が自然発生し、3人はカシンの音頭で「はっきよーい、グリート!」と声をあげた。

 なお、その後もカシンはなかなかその場を去らず。鈴木社長にいろいろと気まずい質問などを放ってその場を妙な空気にしたかと思えば、すでにGLEATの一員になったかのように「ノアにケンカを売りましょう!」とけしかける。

 これに鈴木社長が「そのつもりですけど…」とタジタジになると「まずは同じ曜日の同じ時間に〝マジカル・マンデー〟をやりましょう。アンバサダーはアンタッチャブルの柴田さんにお願いして、俺がED(エグゼクティブディレクター)をやりますよ」と提言。全員をウンザリさせると、最後に会場の下のゲームセンターで400円をかけて取ったスライムのぬいぐるみを「あ、これお土産です」と手渡し、ようやく歌舞伎町の雑踏に去っていった。