元K―1王者で、ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(27=大橋)が28日、バンタム級転向のために保持していた王座を返上した。

 2021年3月のボクシングデビューから、7戦7勝7KOで東洋太平洋王座を獲得。前戦のロニー・バルドナルド(フィリピン)との試合でも、バンタム級転向を見据えて、54キロ契約で戦っていた。

 12月26日の東京・有明アリーナでは、同門のWBC&WBO世界同級王者の井上尚弥(30)とWBA&IBF同級王者のマーロン・タパレス(31)の前座試合で、マリオ・ディアス(28=メキシコ)との54・5キロ契約8回戦に臨む。

 尚弥は「4団体統一後も、しばらくはスーパーバンタム級で戦いたい」と明言しており、武居は〝モンスター〟を回避しての世界王者を見据えたようだ。しかし、バンタム級は井上の弟でWBA王者・拓真(27=大橋)が主戦としており、1つ下のスーパーフライ級にはWBO王者の中谷潤人(25=M・T)が控える。中谷は減量苦が指摘されており、近い将来、バンタム級に転向する可能性もある。今後、注目の階級となりそうだ。