〝ポーランドの観光名所〟と呼ばれるほど有名なぽっちゃり野良猫のガチェクが観光客から餌をもらいすぎて、現在、里親のもとで猛ダイエット中だという。欧州放送連合のメディア・ユーロニュースが先日、報じた。

 7年前からシュチェチン市カシュブスカ通りに住み着いている野良猫のガチェクは、グーグルマップでポーランドの観光スポットとして五つ星評価を得たほどの人気者。〝ポーランドの観光名所〟〝シュチェチンの王〟と呼ばれ、世界中の人気となった。現在はグーグルマップから削除された。人気がありすぎて、観光客があまりに餌をあたえるため、肥満になった。

 健康状態を心配する地元住民が観光客からの餌やりを止めたいと考えるようになった。獣医師も4~5キロほど体重を減らさないと危険だと判断。シュチェチン動物福祉協会によって4月に保護された。

ダイエットに成功したガチェク(インスタグラムから)
ダイエットに成功したガチェク(インスタグラムから)

 そして同協会は先月、フェイスブックに「ガチェクは元気で、新しい飼い主を見つけた」と発表し、痩せて見える写真を投稿した。

 また同協会はガチェクの写真と共に「私はもうガチェクではない。今日からジョージと呼んでください。猫のジョージ・クルーニー。そう、それが新しい私の名前です」と記し、里親に引き取られ、ダイエットが成功したことを伝えた。