フィギュアスケート女子で2022年グランプリシリーズ2大会連続3位の住吉りをん(20=オリエンタルバイオ・明大)が新たな領域に突入だ。
ショートプログラム(SP)5位で迎えたGPシリーズ第3戦フランス大会(4日、アンジェ)のフリーでは、国際スケート連盟(ISU)公認大会で日本女子初となる4回転トーループを成功させるなど、トップの136・04点をマーク。合計197・76点で3位に入った。
かねて4回転トーループに特別な思いを抱いてきた住吉は、昨秋のインタビューで「ロシアの女子選手では多いけど、日本ではなかなか跳ぶ選手がいない。ただ(プログラムに)入れるだけじゃなくて、武器になるように何度も何度も挑戦して、いつでも決められるぐらいまでの完成度に持っていけたら」と力強く宣言。今季も各試合で積極的にチャレンジしてきた。
以前はメンタル面の課題が露呈する場面も目立っていたが、9月の東京選手権後には「試合数を重ねるごとに安定してきたので、試合での自信だったり、臨み方が確立してきたというか、安定してきた」。23年のGPシリーズに向けては「体力強化をして、去年よりいい順位を狙いたい」と決意を述べていた。
4回転トーループはもちろん、手足の長さを生かした表現力も大きな魅力の1つ。伸びしろのたっぷりのスケーターは、フランスの地で大きな収穫を得た。












