フィギュアスケート女子で2016年世界ジュニア選手権金メダルの本田真凜(22=JAL)は、最終関門突破に思わず涙がこぼれ落ちた。
全日本選手権(12月、長野・ビッグハット)の出場権を懸けた東日本選手権2日目(3日 青森・テクノルアイスパーク八戸)のフリーでは、3回転―2回転の連続トーループなどを着氷させるも、中盤のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)が乱れた。演技後には悔しさをにじませたものの、90・28点の合計142・12点で5位。9年連続となる全日本切符を手にした。
9月の東京選手権は12位に沈んだ。自身のふがいない演技に「東京のショート(プログラム)の後は正直、気持ちが折れてしまいそうだった」というが「今日の取材で『うれしいです』とインタビューを受けることを想像しながら、できるところまで精いっぱい頑張ろうという気持ちだった」と回想。弱い自分に負けじと練習に励んだ成果を、大事な一戦で出し切った。
演技後には今大会を制した青木祐奈(日大)と2人で号泣。「祐奈ちゃんが『行けたよー!』と飛び込んで来てくれた」と笑顔を見せつつ「心が折れそうな時も切磋琢磨してきた。ノービスの頃から一緒に海外にも行った親友。どんな時でも支え合ってきたので、一緒に全日本に出場できてうれしい」と声を弾ませた。
学生生活最後の全日本に向けては「今日みたいに点数を何点以上と考える緊張はないと思う。しっかり頑張って、また強い自分というのをみなさんにお見せできるようにしたい」と決意表明。まだスタートラインに立っただけ。最後まで全力を尽くす構えだ。












