プロ野球の最強を決める日本シリーズがいよいよ28日から開幕する。2年連続の日本一がかかるオリックスはリーグ3連覇を果たし、CSファイナルステージを4勝1敗で突破。一方、18年ぶりのリーグ優勝を飾った阪神はCSファイナルを無傷の4勝0敗で勝ち上がってきた。実に59年ぶりとなる「関西ダービー」を制するのはどちらか。

【日本シリーズ予想:金村暁氏=阪神4勝2敗】ほとんどの試合がロースコアの接戦になるのではないかと思います。接戦となれば、特に終盤の勝負強さで阪神が上回ると予想します。

 今季の阪神が昨季と変わったのは終盤の得点力。リリーフ陣は延長戦も含めた7回以降の総失点数が昨季の167点から145点とさらに成長しましたが、それ以上の進化をみせたのが攻撃陣です。昨季の7回以降の総得点が104点だったのに対し、今季は180点まで大幅にアップ。安打は出なくても、四球や失策など相手のミスで得た小さな好機を見逃さず、確実に得点につなげていく岡田監督の采配力によるところが大きいかと思います。

 両チームとも先発、中継ぎの質も量も豊富で甲乙つけがたいですが、少ない好機を確実に生かせる勝負強さで阪神に分があるように感じます。