元世界王者の見解は? WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が25日に横浜市内で会見し、12月26日に東京・有明アリーナでWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体統一戦に臨むことを正式発表した。

 元WBO世界ミニマム級王者・福原辰弥氏(35)はモンスターの圧勝を確信している。「タパレスが勝つ確率は、ほぼ0%に近いし(井上に)勝てるとすればKOしかない。積極的に前に出て一発を狙いにいくと思うけど、井上チャンピオンにはものすごいパンチがあるので(得意な距離に)入っていきたくても、入れない展開になると思う」と予想した。

 今回はサウスポーとの対戦となるが、この点についても問題はなさそう。福原氏は「井上チャンピオンのレベルになると、アマチュアでの経験も相当ある。サウスポーとも相当戦っているし、あまり苦にならない」と指摘した。ただ、タパレスは4月に強豪のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に判定勝ちを収めて2本のベルトを奪っている。勝負事に〝絶対〟はないだけに、油断は禁物だ。

 福原氏は「(タパレスは)アウェーだから、判定では勝てないぐらいの気持ちで来るだろうし、実力者を倒してきている。気を抜けない」とモンスターに細心の注意を呼びかけた。