バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(27=ミラノ)が、最高峰の舞台で〝テッペン〟を目指す。

 8日に閉幕した男子W杯で龍神NIPPONにパリ五輪切符をもたらしたエースは、イタリア1部リーグ(セリエA)の開幕を翌日に控えた21日、オンラインで報道陣の取材に対応。「やっぱり優勝してMVPを取ることが一番評価されるし、自分が求めているところ。そういう選手になりたい」と抱負を述べた。

 かねて「イタリア1部で4強に入る主力」をトップ選手の条件として定義。昨季はシーズン途中から主将としてチームをけん引し、4強入りに大きく貢献した。一つの壁をクリアしたが、慢心する様子は一切ない。「優勝しなければ、MVPも取れないと僕は思っている。まずは去年の目標を超えるというところを達成したい」と気を引き締めた。

 チームには〝優勝請負人〟のマテイ・カジースキー(39=ブルガリア)らが加入した。攻撃陣に厚みが増したことで、「僕の役割はディフェンスが多くなるんじゃないかな」と冷静に分析。その上で「フローターでもジャンプサーブでも(守備の)範囲は広く取るようには言われている。僕は非常に練習になるなと思っている」とさらなる進化の機会と捉えている。

 目標を現実に変えるためには、大車輪の活躍が必要不可欠だ。「個人的にも(昨季と同じで)チームの中心いることは変わりない。チームを助けられたり、流れを持ってこられるような大事な存在でいられるように、今季は取り組んでいきたい」と決意表明。来年のパリ五輪に向けて、大きな弾みをつけるシーズンを過ごせるか。