オリックスが21日のロッテとのCSファイナルステージ第4戦(京セラドーム)を3―2と制して優勝し、3年連続で日本シリーズ進出を決めた。守護神の平野佳が最後の打者・山口をフォークで三直で打ち取るとナインの笑顔が弾けた。4勝1敗でロッテを下し、シーズン中の勝利と変わらぬ歓喜のハイタッチを交わした。
グラウンドでファンの前に立った中嶋監督は「しんどいゲームばかりでホッとしています。宮城はナイスピッチング。初回の森も勇気の出るホームランでした。投手陣がよく頑張ってくれた。ロッテはすごい勢いで来て、飲まれるかと言う気持ちも少しあった。いいゲームができてうれしい。珍しく打った投手もいたし、珍しく打たれた投手もいた」と言葉に詰まりながらも淡々と思いを口にした。
初回に一死一塁から3番・森が右翼席に豪快な2ランを叩き込んで先制。主砲の待望のCS1号で先発・種市の出鼻をくじくと、6回には一死三塁から杉本の左前適時打で追加点をあげた。宮城の左腕もうなりを上げた。キレのあるストレートと落差のあるスローカーブ、チェンジアップでロッテ打線を手玉に取り、6回を4安打無失点の好投。10月4日のロッテ戦を最後にマウンドから遠ざかっていたが、今季のロッテ戦は6試合で3勝無敗、防御率1・06と抜群の相性を誇り、大舞台でも付け入るスキを与えなかった。
迎え撃つのはCSを無敗で勝ち抜けた阪神。指揮官は「まずは熱いゲームをやりたい。みなさん待っていたと思う。関西シリーズを熱く盛り上げたい。タイガースの応援はすごいと思うけど、絶対に負けていない。みなさんの応援がもっともっと必要になると思います」と大声援に健闘を誓った。












