東京五輪のスポーツクライミング女子複合で銀メダルに輝いた野中生萌(26=フリー)が14日、都内で行われたトークイベント「NEC +CHALLENGE PROJECT座談会」に出席し、〝自分らしさ〟を説いた。

 明るい髪色がトレードマークの野中は、イベントに参加した大学生に「自分がしたいと思っている欲を表現すること」の重要性を熱弁。この日も緑髪で登場し「大会前でも髪の色を変えるし、それも自分らしさ。スポーツってメークやファッションと、かけ離れているイメージだけど、自分はバチバチに決めていきたい。そういう表現をするのが自分らしさ」。オシャレをすることが、競技へのモチベーションにつながっている。

 イベントには、東京パラリンピック・陸上女子走り幅跳び(T64)で6位入賞を果たした中西麻耶(38=阪急交通社)も出席。仕事中の事故で、右足を切断した中西は「私みたいな経験はしなくていいけど、何か人生に影響を与えてくれる人と出会ってほしい。自分の気になったところに行って(話を)聞いてみてほしい」と訴えた。

 2人の話に、参加した大学生は「自分らしさってなんだろうと、すごくもがいていた。お二人の話を聞いて、やりたいことをやって、自分のことを突き詰めていけばいいと思った」。今後の陣にプラスになるイベントになったようだ。