夫婦でチケット奪取だ。2024年パリ五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=15日、国立競技場発着)を前に、13日には都内で記者会見が行われ、東京五輪女子マラソン8位入賞の一山麻緒(資生堂)は「どんな展開になっても最後は私が勝つ」と決意を述べた。

 22年7月の世界選手権は、レース直前に新型コロナウイルスの陽性反応が出て無念の欠場。同年12月には肋骨を疲労骨折し、23年3月の東京マラソンは日本人7番手の14位に沈むなど、苦しいレースを強いられていた。

 しかし、今大会に向けては「どんなレースになっても最後は『パリの切符を手にする』ということだけ考えてやってきた。やれることは全部やってきた」と気合十分。コース終盤に待ち構える上り坂を攻略するべく、アップダウンの練習に力を入れてきたという。

 21年12月に結婚を発表した男子マラソンの日本記録保持者・鈴木健吾(富士通)とは「パリには一緒に行きたいね」と以前から話していた。パートナーの思いを胸に、全てを出し尽くす覚悟だ。