ハーフマラソンの日本人学生記録を持つ駒大の篠原倖太朗(3年)の意外な一面とは? 1日に都内にある陸上競技部道環寮でファイテン株式会社の主催による取材会が行われ、同社の独自技術である「ナノメタックスコーティング」が紹介された。
ナノメタックスコーティングとは、カラダをリラックス状態へとサポートする「ナノメタックス」に光テクノロジーを照射させて、霧状に噴霧コーティングする技術。服やシューズといったアイテムだけでなく、部屋などの空間にも用いることが可能となっており、使用したアイテムを身につけたり空間にいたりすることで、体をリラックス状態に持っていくことへのサポートが期待できる。
この日は、駒大駅伝部のタスキをはじめ、選手のさまざまな私物がコーティングされた。そんな中、篠原が選んだのは愛用している、人気アイドルグループ「日向坂46」のマスコットキャラクター・ポカのぬいぐるみだった。
寝ることが好きで、体のコンディションを維持するために「睡眠を重要視している」という篠原にとって、ポカは睡眠の質を最大限高めるための必須アイテムだ。「ポカと一緒に寝ることもある」と、その強烈な走りからは想像つかない意外な素顔を明かした。
気になる推しメンは、デビューシングル「キュン」でセンターを務めた小坂菜緒(20)。練習で忙しいため、握手会やライブなどには参戦経験はないというが、「(駅伝で)ちょっと有名になって、会おうかなと思っている」と壮大な夢を描いている。
史上初となる2年連続での大学駅伝3冠を狙うチームにとって、篠原の活躍は必要不可欠だ。「3冠の雰囲気を知っている学年が3つあるということが、チームの強み。リラックスしつつ、やるときはしっかりとやるという感覚が去年はあったので、そういった雰囲気を出せれば、良い結果につながると思う」と主将の鈴木芽吹(4年)に次ぐチームの柱として、決意を新たにした。