箱根駅伝2年ぶりの総合優勝、史上5校目の大学駅伝3冠に輝いた駒大の大八木弘明監督(64)が3日、閉会式後、退任への思いなどを語った。

 大八木監督は「決めたのは今年の初め。区切りにしようかと思った。夏くらいにキャプテンの山野と(エースの)田沢(廉)らに退くと伝えた」と明かした。「(部員の)50人を見るのが体力的にきつくなってきた。女房には苦労させてしまって、休んでもらいたい思いもあった」と説明した。

 決意を持って臨んだ今季は3冠に輝き「すばらしいプレゼントをくれた。ありがたい。29年やってきて、五輪、世界陸上に選手を出して箱根で4連覇やって3冠があれば、監督としてすべてやったようなもの。こんな幸せな監督はいない」と、しみじみ語った。

駒大の選手らに胴上げされる大八木監督(代表撮影)
駒大の選手らに胴上げされる大八木監督(代表撮影)

 今後は総監督に就任し、卒業後も駒大を拠点とする田沢の指導を行う。「とにかく世界陸上、五輪に出て入賞争いできる選手にしていきたい」と先を見据えた。後任はコーチを務める藤田敦史氏(46)に託す。「自分流でやってほしい。2年連続3冠をやってもらいたい」と期待した。

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