新指揮官の理想像とは――。ラグビー日本代表は11日、1次リーグ敗退でW杯フランス大会を終えて成田空港に帰国した。4年後のオーストラリア大会では、8強以上の成績を残すことはできるのか。日本協会は今大会をもって退任するジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=53)に代わる次期HCの人選を進める中、3代続く外国人指導者路線の継続を推す声が上がっている。
日本ラグビー協会の藤井雄一郎ナショナルチームディレクターは、オーストラリア代表を指揮するエディー・ジョーンズ氏らの名前が報じられる次期HCについて、この日の会見で「どこまで本当かは分からない」とした上で「選手もしっかりついていって、コーチたちも成長していけるような環境で仕事ができる人」と理想を語った。
人選に注目が集まる中、日本代表プロップの具智元(神戸)の恩師である拓殖大学ラグビー部の遠藤隆夫監督は、新指揮官に求められる条件について「日本人の特性を生かすことができることと、外国人選手とミックスしたときに、よいバランスをとることができるかが重要」と指摘する。
さらにジョン・カーワン氏、ジョーンズ氏、ジョセフHCと外国人指揮官が3代続く流れに「よいところも悪いところも、客観的に見ることができる。日本人だと、どうしても同じ日本人への期待感というものを高く持ってしまうことがある。フラットに考えることができるのは強み」とメリットを挙げた。
日本との関係が深いジョーンズ氏の再登板に、遠藤監督は「日本という国のこともよく知っているし、日本人の特性も知っている。戦術面に関しても、日本人の良い部分を引き出すことができる人」と期待。もちろん「日本人でも、適切な人であれば問題はまったくない」としたが、日本協会は、どのポイントを重視して新HCを選ぶのか。












