悩みに悩みついに決断した。高校通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)が10日、プロ志望届は提出せず、米国の大学に進学する意向を表明した。

 自身の進路について「最後の最後まで決断するのはすごく悩んだ」と吐露。「野球選手としてまだ未熟だと思っている。全然自分自身、大したことないと思っている」とし「プロ志望届は出さずにアメリカの大学に行くことを現段階では考えている。野球選手としてだけでなく、人としても一から見つめ直して、そこから次のステージに上がれるようにしたい」と説明。具体的な大学名については「まだ決まってない」と明かさなかった。

 今秋のドラフト1位候補にも挙げられているが、父親でもある花巻東の佐々木洋監督(48)は「野球だけでなく、いろんな知識をつけて、多くのことを学んでもらいたい。教養を身につけながら次のステージを目指してもいい」と語った。

 OBでメジャー球団で活躍する大谷翔平(エンゼルス)や菊池雄星(ブルージェイズ)らにも相談したことを明かした指揮官は「卒業生から聞いた話も判断材料の一つです」と説明した。