バレーボール男子日本代表の高橋藍(22=日体大)が〝ファンサービス〟に込めた思いを明かした。

 8日に閉幕した男子W杯(東京・国立代々木競技場第一体育館)では、攻撃の軸として躍動し、2大会連続の五輪切符獲得に大きく貢献した。控え選手中心で臨んだこの日の米国戦は途中出場で何度も好プレーを見せるも、2―3で惜敗。「勝ち切れなかったところでは、チーム全体が求めていくべき課題」と反省しつつも「今日の試合は日本代表にとっていい経験というか、またレベルアップできる一つのいい試合になった」とポジティブに振り返った。

 今大会は試合後の場内インタビューで、今話題の中学生ユーチューバー「ちょんまげ小僧」の決め台詞である「ひき肉で~す!」を披露するなど、コート外でも世間に話題を提供。「試合に勝つことで、応援している方々だけでなく、バレーをしない方々に対しても日本のバレーボールが強いところを証明することが一番」と前置きした上で「パフォーマンスのところから、バレーボールにつなげることもできる。バレーボールを見てない方々が、そういうパフォーマンスを知って、次の試合を見てみようかなと思うこともあると思うので」と意図を明かした。

 今大会は連日超満員で、多くのファンが日本に大声援を送った。コート内外での普及活動が実を結んでいるが「次はパリ五輪に照準を向けて、合わせていくことが重要だと思う」と満足する様子はなし。バレーボール界のさらなる発展へ、若き点取り屋は前だけを見据えている。