バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(27=ミラノ)が、大躍進を遂げた今季の代表チームを総括した。

 8日に閉幕した男子W杯(東京・国立代々木競技場第一体育館)では、随所にキャプテンシーを発揮し、2大会連続の五輪切符獲得に大きく貢献した。ただ、控え選手中心で臨んだ同日の米国戦は2―3で敗戦。「向こう(米国)も控えメンバーで来たが、結局最後は負けてしまった。その辺の強さをもっと控えメンバーだけではなくて、チームとして作っていかなければいけないと感じる試合だった」と悔しさをにじませた。

 今大会は2戦目(1日)でエジプトにまさかの敗戦。崖っぷちに追い込まれるも、チーム一丸で巻き返した。石川は「五輪の切符を取るという目標はしっかり達成できたので、自信を持って強くなったと言えるのではないか」と手応えを語った一方で「エジプトに負けたりだとか、課題が見える大会だったので、そこは今後詰めていきたい。またパリ五輪に向けて、チームを新しく作っていきたい」と反省も忘れなかった。

 今季の活動は今大会を持って終了。厳しい戦いを乗り越えてきた頼れるリーダーは「充実したシーズンだったと思うし、みなさんに『日本強いね』と感じてもらえたシーズンだったと思う。今シーズンに関しては非常に満足している」。来季はパリ五輪でのメダル獲得を狙うべく、再び挑戦者として世界に挑む。