ラグビー元日本代表の五郎丸歩氏(37)が、代表チームの課題を挙げた。日本代表は8日、W杯フランス大会1次リーグD組最終戦(ニース)で、アルゼンチンに27ー39で敗れた。粘りを見せたものの、2大会連続の8強入りはならなかった。

 五郎丸氏はこの日、東京・秩父宮ラグビー場で開催されたパブリックビューイングイベントに参加。試合後に取材に応じ「日本代表の選手たちは、もうこれ以上頑張れないというくらい頑張った。ここからさらに上のレベルに行くためには、仕組み作りを変えていく必要がある」と現状打破へ改革の必要性を訴えた。

 課題は選手層の薄さだ。「(代表に登録された)33人のうち、このW杯に何人出場することができたのかというところ。アルゼンチンは、前週のチリ戦から大きくメンバーを変えることができた。ローテーションを組むことができる33人をつくっていくためには、どうすればいいか。そこを日本ラグビー界全体で考えていかないと、勝つことは難しい」

 前回大会でも指摘されていたとはいえ、簡単に克服できる課題ではなかった。2027年オーストラリア大会も善戦止まりで終わらないために日本ラグビー協会は、五郎丸氏の言う〝仕組み〟から変えていくことができるか。