今季限りでの退任を発表した巨人の原辰徳監督(65)が、今季最終戦となる4日のDeNA戦(東京ドーム)に1―0で勝利し、今季勝ち越しを確定。先発した東海大の後輩・山崎伊織投手(24)は9回2安打無失点と完封勝利の好投で自己最多10勝目を挙げた。
ラストタクトは投手戦となった。初の2桁勝利をかけて先発した山崎伊は緩急のついた投球で凡打の山を築いた。初回、先頭の林に右前打を許したものの、その後は9回の先頭まで1安打も許さない圧巻の投球でDeNA打線を封じ込めた。
打っては2回二死三塁から吉川が相手先発・東の投じた144キロの直球を右前にはじき返し、貴重な先制点を獲得。その1点を右腕が何とか守り抜き、有終の美を飾る勝利を決めた。
これで今季の戦績を71勝70敗2分けとし、最終戦にして勝ち越しを確定。負けていれば史上初の3年連続負け越し確定の屈辱が待っていただけに、なんとか最後に意地を見せた格好だ。
一塁側ベンチから見る最後の光景に、指揮官も「非常にその辺は自分の中でどこかに『最後』というのはあったんでしょうね。やや違った目線になったかもしれない」と感慨深げな様子。通算2704試合目を勝利で飾ったことで「よく(通算の)年数とか試合数とか言われますけど、今日も気持ちよく目覚めて、『なんとかいくぞ』という気持ちで戦ってきたので、そこは全く不変ですね。これが私の、自分で言うのもおかしいけど、いいところかなって感じですね」と笑顔で振り返った。











