バレーボール男子日本代表の西田有志(23=パナソニック)が〝魔の第3セット〟を乗り越えた理由を明かした。

 2024年パリ五輪予選を兼ねたバレーボール男子W杯3日目(3日、東京・国立代々木競技場第一体育館)、世界ランキング5位の日本は同20位のチュニジアに3―0で快勝。通算成績を2勝1敗とした。

 辛勝した9月30日のフィンランド戦、1日のエジプト戦は第1、2セットを先取するも〝魔の第3セット〟で相手に流れを献上。いずれもフルセットとなり、エジプトにはまさかの黒星を喫する形となったが、この日は最後まで流れを引き渡さなかった。

 チームトップとなる4本のサービスエースを含む10得点を挙げた西田は「最初は難しく考えることはたくさんあったかもしれないが、シンプルにバレーをやっていくことが自分たちの強みだと思う」とチームの状況を分析。ストレート勝ちを目指す中で「勝たなきゃいけないというところを持つのは当たり前にしても、この1、2試合は持ちすぎていた部分があった」という。それでも、この日は自分たちの長所に焦点を当てた好パフォーマンスで白星を引き寄せた。

 すでに1敗を喫しており、これ以上の負けは許されない。4日のトルコ戦に向けては「レベルも上がってくるので、本当に簡単にいかない試合だと思う。同じ窮地に立たされるかもしれないが、その準備はみんなできてると思うので、しっかりとやりたい」と充実の表情。本来の調子を取り戻した龍神NIPPONの巻き返しに期待だ。