飛行機墜落事故で8月に死亡したエフゲニー・プリゴジン氏の1億2000万ドル(約180億円)といわれる遺産を息子パベル・エフゲニエヴィッチ・プリゴジン氏(25)が受け取ることになった。米紙ニューヨーク・ポストが2日、報じた。

 ロシアのSNSテレグラフに掲載されたプリゴジン氏の遺書と思われる文書によると、「私の全財産をパーベル・エフゲニエヴィチ・プリゴジンに遺贈する」として、パベル氏は1億2000万ドル、サンクトペテルブルクの住宅、ワグネル・グループなどを相続するという。遺書は3月に作成されたとみられる。

 また、パベル氏が死亡した場合にはプリゴジン氏の妻リュボフさん、パベル氏の2人の姉妹、パベル氏の息子が財産を分割することになるという。

 プリゴジン氏の公式純資産は1億4600万ドルと言われているが、ロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の財団は約200億ドル(約3兆円)と見積もっている。

 パベル氏は1日、プリゴジン氏の母親ヴィオレッタさん(83)とともに、サンクトペテルブルクにある墓を訪れていた。