立浪竜が約3か月ぶりに5位浮上だ。中日は30日の巨人戦(東京ドーム)に2―1と接戦を制して3連勝。5位・ヤクルトがDeNAに敗れたため、7月1日以来、91日ぶりに最下位を脱した。今季最後となる東京ドームで、開幕戦以来となる勝利を挙げ、連敗を9でストップさせた。

 ヒーローとなったのは石橋康太だ。「6番・捕手」で先発出場を果たすと、1―1の9回二死走者なしの第4打席で3番手・中川の8球目、129キロスライダーをフルスイング。しばかれた打球はグングンと伸びてそのまま左翼席へ突き刺さり、値千金の決勝2号ソロとなった。「1球でも多く投げさせて、簡単に終わって、次の回に流れがいかないように。なんとしても食らいついて後ろに回してつなぐ意識だった」と振り返る。

 殊勲打にも9回裏の守備からは正捕手・木下と交代したことでフルイニング出場はならず、悔しさをあらわにする。「結果は良かったですけど、反省するところはしっかりしたい。やっぱり目標はレギュラーになることなので、2番手で終わりたくない。レギュラーを目指してもっとうまくならないといけない。こういうところで満足せずに、もっとやるべきことがたくさんある。慢心せずにまた明日から頑張りたい」と気を引き締めた。

 中日は残り2試合となったが、10月1日のDeNA戦(横浜)で今季初の4連勝を目指す。