オリックスは20日のロッテ戦(京セラ)に6―2で鮮やかな逆転勝ちを収め、パ・リーグ3連覇を達成した。Vに大きく貢献し、胴上げ投手となったのが剛腕・山崎颯一郎投手(25)だ。プロ7年目の今季は自己最多となる52試合に登板して防御率1.05、27ホールドをマーク。昨季に続き、自己最速タイで球団日本人最速の160キロをたたき出すなどリリーバーとして圧倒的な存在感を放った。さらに“イケメン”としてオリ姫の心をつかみ、チームメートからは「天然」との声も上がる右腕が歓喜の独占手記を寄せた。
リーグ優勝、そして3連覇を達成することができてうれしいですし、シーズン最初からチームの戦力になれてよかったです! 特に今年は去年と同じように勢いでゴリ押ししていくスタイルでは続かないと思ったので、昨オフにフォークやスライダーを磨いて、ストレート頼みになっていない分、安定して投げられました。また、WBCでは出場機会こそありませんでしたが、ダルさんや大谷さん、今永さんや後輩ともいろいろな話もできましたし、すごくいい経験をさせてもらいました。
4月30日には昨年に続き、160キロを出せましたが、球速は“男のロマン”ですし、シンプルにかっこいいのでもっと球速を出したいと思っています。でも、球速のバラつきがすごく目立っていて、自分の体をしっかりと使い切れていない部分があるので、そこを改善してコンスタントにボンボン投げていけたらいいなと思います。そのため、ケガをして試合に出られなかった時期には動画でいろいろなピッチャーを見たりしました。ウォーカー・ビューラー(ドジャース)は身長などが似ていて、バネもあるきれいな投げ方で、球速も160キロをポンっと出すので参考にしてます。
チームは中継ぎ陣もみんな仲が良くて雰囲気もいいし、ウダ(宇田川)とか小木田は一緒にいるだけで楽しくて。遠征の時にご飯に行ったり、キャンプの時は「Switch」を持って行ってみんなで「モンハン(モンスターハンターライズ)」をしたりもしました。僕は昔からゲームが好きで少し前はパソコンで「Apex」(バトルロイヤルゲーム)を東とやったりしていましたが、最近は移動中とか暇なので「Switch」を買って「ゼルダの伝説」をのんびりやっています。
チームメートからは天然と言われますし、自分でもやらかすことはありますね。日本代表で海外に行った時にホテルのエレベーターがカードキーをかざしてから階数を押せるやつで。カードを持って「ピッピッ」としたんですけど、全然反応しなくて…。なんでやろうと思って見たらクレジットカードでした(笑い)。ウダと一緒に乗っていたのですが「そら押せんわ」となりましたね。
それと、選手から「かっこいい」と言われることはうれしいのですが、それだけじゃ終わらなくて…。「かっこいいけど、アホやな」とか「かっこいいけど、滑舌悪いな」とか言われて、結局落とされるみたいなことが結構あります(笑い)。ファンのみなさんにはオリ姫デーなどで注目していただいてうれしい半面、本業じゃない撮影が恥ずかしかったり、落ち着かないというのはありました。
あと「吹田の主婦」はもう見飽きたんじゃないですかね。それを超える何か、シンプルにその枠から出たいですね。もし、今年のファン感謝デーでコスプレするならば、「Apex」に出てくる「オクタン」というゴーグルとマスクをつけたキャラがいいですね。「Apex」はキャラクターごとに違った能力があるのですが「オクタン」はアドレナリンをブチ込んで足を速くして戦うキャラで、ぶっ飛んでいるし、性格もめっちゃ好きなので。ですが、今はとにかく日本一に向かってやっていくだけですし、これからもチームに貢献していきたいです!(オリックス投手)
☆やまざき・そういちろう 1998年6月15日生まれ。石川県加賀市出身。2016年にドラフト6位でオリックスに入団。19年8月にトミー・ジョン(靱帯再建)手術を受け、同年オフに育成契約。翌20年12月に支配下に復帰し、21年5月1日のソフトバンク戦でプロ初登板。ファンイベントに上半身裸にエプロン姿の「吹田の主婦」のキャラクターで登場して話題を呼んだ。190センチ、92キロ。













